当該者にリードが残っている(遺残リードがある)と禁忌となります。
近年になって、遺残リードがあってもMRIにチャレンジできる制度ができていますが、それを実施するには、放射線科専門医と不整脈、そして磁気共鳴専門技術者の3者が常勤で施設に在勤していることが最低条件になります。非常にリスクが高いことから綿密な事前チェックと検査中の生体管理が必要となるなど、磁気共鳴医学会、医学放射線学会、心電図不整脈学会で厳しく施設条件と撮像要件を定めていますので、実施には詳細を確認していただいて極めて慎重であってください。