2019年5月28日に医学放射線学会から「MRI(ガドリニウム系造影剤)およびCT(ヨード系造影剤)の造影剤使用後の授乳による乳児への影響は非常に小さいので、特段の理由が限り授乳制限の必要はない」とのコメントがでています。
その理由は、▽ ヨード造影剤の投与後24時間以内の母乳への移行は投与量の1%未満であり、乳児における消化管からの吸収は母乳中の造影剤の1%未満である(つまり0.01%未満)。 ▽ ガドリニウム造影剤の投与後24時間以内の母乳への移行は投与量の0.04%未満であり、乳児における消化管からの吸収は母乳中の造影剤の1%未満である(つまり0.0004%)。の報告を根拠にしています。
http://www.radiology.jp/member_info/safty/20190627_01.html