磁石で固定するタイプの入れ歯がある患者さんのMR検査について、

当院では、外せる歯は外してもらい、歯茎に埋め込まれた磁石の磁力が弱くなる可能性があることを

説明して検査を施行しています。

MRI検査の安全性に関して、このような患者さんの検査を施行するのはどうなのでしょうか?
歯科インプラント・義歯
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歯科用インプラントの中で歯茎に磁石が埋め込まれているタイプのものに対してMRI検査を実施すると、歯茎が弱くなっている場合の脱落・吸引や磁力が弱くなる可能性がありますので、かなりリスクが高いと考えられます。被検者に対する説明だけではなく、同一症例であっても検査の都度、検査同意書などで本人の承諾を得、書面に残す手段をとっておいた方がいいと考えます。
その同意書には、「MRIにより吸引力が低下する可能性および実際にそうなった場合においても金銭面などを含めた補償はしない」と記載されている施設もあります。また、「インプラントの磁気に影響がある」という理由で、本人の同意を得た上で検査をお断りしている施設もあるようです。
歯根インプラント側に磁石がない場合であっても、すべてがMRI検査可能でありませんので、上記リスクを鑑みて検査を実施する必要があります。
ご本人が種類を把握されていない場合は、手術施行医に確認をとった方が無難だと考えます。

 

+2 支持

以下のような同意書例があります。参考にしてください。
電子カルテの場合は、同意書をスキャンして電子カルテに取り込んでおく必要があります。

「MRI検査における磁性アタッチメント義歯に関する同意書 」

説明実施日:平成    年   月  日

説明技師:                
同 席 者:                   

 本日受けるMRI検査は、強力な磁石の力を使って検査を行うため、現在使われている磁性アタッチメント義歯は、磁石が磁化され、吸着しなくなる恐れがあります。そのため、あらかじめ「MRI検査における磁性アタッチメント義歯に関する同意」をいただいております。
以上のことを同意の上、納得されましたら同意書にご署名をお願いいたします。
 同意書をいただいた後でも検査直前まで同意を撤回できます。いつでもお申し出下さい。

□ 同意します   □ 同意しません

●●病院長 殿
平成   年   月   日
署名または捺印                    
(代諾者の場合、本人との続柄:     )                      
(註)本人が未成年であるなど判断能力が十分でない場合、もしくは心身障害や重篤な病状などのため、署名不能の場合は、代諾者(配偶者、親権者または扶養義務者など)が署名または捺印をして下さい。

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