ペースメーカを強磁界に置くとマグネットモードへの変更やペースメーカリセットが起こります。またRFパルスを照射するとオーバセンシングや発熱が起こります。被検者が何事もなく終了し、その後においても異常が発生しなければ(発熱によってペーシング閾値の上昇がなければ)問題ありませんが、終了後にペースメーカが正常に作動している(被検者のモードになっている)かを確認する必要があります。もし、ペースメーカが被検者のモードにならないなどの障害が認められれば、交換のために要する(ペースメーカ代と手術費)費用は病院負担となります。