インスリンポンプの注意書きにエックス線、MRIの影響を受ける。例えば、飛行場内でのボディスキャナー X 線検査、医療用レントゲン検査、CT 検査、MDL、注腸検査、MRI 検査などの実施中は抜去する。と記載がありますので、MRI検査前に抜去して撮像する必要があると判断します。
また、日本メドトロニクス株式会社は飛行機搭乗用「エアポート医療機器情報カード」を発行し、このカードには日本語と英語で「この機器を放射線 ( X 線・ MRI ・ CT スキャンなど)に曝露しないでください」と記載があります。
ちなみに、SAP(Seonsor Augmented Pump)療法とは、インスリンポンプにパーソナルCGM(Continuous Glucose Monitoring)機能を搭載したシステムで、患者さんが低血糖のリスクを低減するために最適な血糖コントロールをすることを目的に、血糖値の過度な上昇や低下をタイムリに警告で知らせる機能を持ったものです。