電気刺激によって抑えられている震えなどの症状の抑制がなくなるため、手の震えや身体の動きが出現します。そのまま検査を続行しても身体に障害を与えることはありませんが、鎮静剤を使用することは勧められていませんので、検査部位の固定を図ってできるだけ短時間で有効な検査ができるように努めてください。それ以外に、口数が減ったり、顔の表情が曇ったりすることも症状の出現です。検査終了後、再度電気刺激を始めるとそれらの症状は回復します。
また、電子刺激を切ると歩行が危うくなることが多く、検査室への出し入れ時の転倒のリスクが高くなることにも注意が必要です。