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①金属は、MRIを受信する際に磁場に影響するので、脱衣することは理解できます。以下の金属等を使った下着を販売していますが、金属の量としては、マイクロ、ミクロ単位の大きさを練り込みまたは後加工をしているレベルです。そのような量でも、影響を及ぼすのでしょうか?それとも、安全を見越して、金属の使用しているものは、とりあえず脱衣してもらうということでしょうか? 下着の生地全体>・遠赤外線対応の下着:酸化チタン練り込み・消臭対応の下着:Ag+加工、一部使用>・ラメ糸使用は、レース等装飾部によく使いますが。ナイロンフィルムやポリエステルフィルムにアルミ等を蒸着していまsが、かなり薄いです。

②金属を使用していない下着に関して、HP上では、発汗するので過電流を起こし紅斑になった人がいるので、汗をかく要因になる下着は脱衣し検査着をきて、涼しい環境でMRIを受ける 旨の記載をみました。下着やTシャツなどを検査着の下に着用していると、汗をかくのはわかりますが、検査着を着用せず吸湿発熱性繊維1枚のみの場合ではどうなんでしょうか?

これらは、やはり万が一のことを考え安全性を見越したレベルでの着用しないでほしいという内容なのでしょうか?
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熱性線維の着衣について金属含有量は非常に少ないと思いますので、吸引による影響はありません。また、磁性成分が着衣から外れて静磁場コイルに吸着されたままになり磁場均一を乱すこともまずないでしょう。さらに磁性成分も極微量だと思いますので画像への影響もないと考えます。

問題は発熱です。ごくわずかな金属であっても電気を通しますし、それが発汗した汗(水)を通じて体内との間にループ状の誘導電流が流れるとも限りません。特に、身体に吸湿発熱性線維1枚を直接着用する方が誘導電流によるループを形成し、点接触となった個所から発熱する可能性が高く、より危険度が増すことになります。したがって、発汗しにくくて電気を通す含有物(異物)がついていない肌着を着用するというのが検査着に着かえる理由です。含有物がないとしても発汗によって外部機器や自身の身体部分同士の接触によって発熱が起こりますので、できるだけ発汗しないようにすることがリスクを下げることになります。吸湿発熱性線維を用いての保温技術である限り仕方のないリスクだと思います。
 
実際にあった事例では、火傷ほどではなく紅斑だったようです。理論的にも発熱することがわかっていますので、一般的には脱衣と更衣を推奨しています。質問にありますように、あくまで万が一を見越してのことですが、MRI装置への影響ではなく、患者様に障害を負わすことへのリスク回避ですので、それが万が一であってもそれを実行するのが医療安全の本質であるとしか言えません。更衣は正当な安全対策行為です。
 
しかし、その対応は各施設の判断によるところもありますので、当該施設の全責任の元、吸湿発熱性線維下着を脱衣することなくそのまま検査を実施している施設もあります。

 

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