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心臓人工弁について質問させて下さい。
当院で使用されている幾つかの人工弁・生体弁の添付文書を確認したところ、
・3.0テスラ以下
・空間磁場勾配 720ガウス/cm以下
・15分スキャン最大全身平均SAR3.0W/kg と記載されていることが多いです。
当院使用の 3テスラMRI装置は、最大空間磁場勾配 1700ガウス/cmとなっています。
この場合、撮影できないと解釈していますがよろしいのでしょうか?
空間磁場勾配 720ガウス/cm以下では、撮影できない施設が多いと思うのですが、
今まで他施設で撮影できないと聞いたことがありません。
どのような運用をなされているのか、それとも私の添付文書の解釈が間違っているのかアドバイスをお願いします。
その他
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回答 1

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空間磁場勾配とは「静磁場における空間の傾斜磁場」のことを言い磁束密度が高くなるほど変位力(吸引力)が増します。MRI装置では、ガントリ開口部の磁力線が急峻に曲がっているところが最大になり、ガントリのX-Y軸(身体を撮像する場合の横断面)の中心に近づくほど低くなります。最大空間磁場勾配は前述のガントリ開口部の端で測定された値で、下記に装置ごとの一例を示しますが、装置ならびに測定場所によって値が異なります。仮にお使いの装置がAchieva3.0Tであると、ガントリの中心部から40cmのところで600ガウス/cmになりますので、被検者が仰臥位で静止していれば検査可能だと判断ができます。しかしながら、お使いの装置の空間磁場勾配を調べていただき、それを基準に判断することが最も重要ですので、安易にガントリの中に被検者を入れることはお控えください。

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