認定機構のホームページにもある「医療機器のMR適合性検索システム」を使って冠動脈ステントに関して検索をすると、それに掲載されている冠動脈ステントにunsafeはなく、すべてconditionalでした。しかも3Tで可能となっています。しかしながら、その情報の有効となった時期が、最も古くて2014年、新しいものは2019年となっていることから考えると、2019年以降に挿入していればOK、2014年以前ならunsafeであると判断ができますが、その中間のものはステントの種類がわからなければ撮像の可否を判断することはできません。撮像が可能な条件は、通常操作モードで15分以内と記載されているものがほとんどです。被検者が挿入されているステントの種類を記した書面を持っていれば、上記システムで検索することができますが、そうでない場合は挿入後3カ月以上経っていれば3TでOKだと判断するには危険な気がします。