腹腔鏡下のヘルニア修復術等に用いる、メッシュ固定のためのタッカーについての質問です。
添付文書によると、使用しているタッカーにはステンレス鋼が含まれており、MRIに関して下記のような記載があります。
●ファスナは、下記の条件において磁気共鳴撮像(MRI)への適合性が確認されている。
- 3 テスラ以下の静磁場であること
- 1,000 ガウス/cm 以下の最大空間磁場勾配であること
- 4 W/kg の全身平均熱吸収率比(SAR)で 15 分間の撮像であること
●非臨床試験により、3 テスラの全身用 MRI システムにおいて全身平均熱吸収率比(SAR)2.7 W/kg 下で 15 分間撮像した結果、温度上昇は 2.5 ℃であることが確認されている。
業者に訊いたところでは、通常臨床で一般的に使用されるMRIでは上記条件は特に問題とならない場合が多いとの回答ではありましたが、「基本的にMRIは施行可能」と考えてよいものかどうか、判断に困っております。
お返事お待ちしております。よろしくお願いいたします。