添付文書に撮像可能な静磁場強度と共鳴周波数が明記されていますので、記載の静磁場の装置でしか撮像することができません。磁場強度が低くなると、吸引力は弱くなりますが、発熱は少なくなるとは限りません。また、共鳴周波数が低いと心臓刺激パルスと干渉するのかもしれません。現在のところ1.5Tと3.0T以外の静磁場に対応する条件付きMRI対応心臓ペースメーカは販売されていません。
例えば、「1.5Tの静磁場においてRF励起周波数は64MHzであること」「3Tの静磁場においてRF励起周波数は128MHzであること」の記載があります。