B1+RMSは、人体のRFの吸収に依存せず被写体にどの程度のRFが照射され、どの程度の発熱が生じるのかを直接的に表現していますので、身体や体内デバイスの発熱に関してB1+RMSの方が管理しやすいため、最新の発熱試験規格でコンソール上の表記にSARは推奨せず、B1+RMSの引用を推奨しています。B1+RMSの制限で撮像した方が、より厳しい条件(多くのRFパルスが照射できる)で撮像が可能になることがほとんどです。一方、添付文書への記載が進んでいない事実もあります。規格は日々変化していますので、それに伴って添付文書の改訂もお願いしたいものです。