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SARとB1+RMSの関係について教えてください。

①SAR=Safety Margin × B1+RMS2

②SAR=(送信電力-反射電力)/(被験者体重)

上記の2つの式があるようですが、装置上で表示されているSARは

式②から算出されたものでよいのでしょうか?

その場合、式①はどのような場合に用いられていますか?

また、B1+RMSの方が体内金属の発熱管理をしやすいとされていますが、 

B1+RMSが添付文書の規定値内であってもそこから算出されるSARが

規定値を超えるという事態は起こりえないのでしょうか?

規制値
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装置に表示されるSARは、②式の(送信電力ー反射電力)/(被検者の入力体重)で求められる値です。①式は、B1+RMSとSARの関係を表し、Safety Marginはシステムや人、部位によって変化する比例係数を示しています。その値は各社によって異なりますので、例えば同じSARでは発熱を規制しようと思っても、メーカによってB1+RMSが変わってきますのでSARで管理することは困難になります(SARを一定にしてB1+RMSを計算で求めた場合)。以上のことからSARの方がSafety Marginをとるため、必要以上にB1+RMSを制限する場合が多くなります。

B1+RMSは、人体のRFの吸収に依存せず、RFコイルの中心部での励起に使われる磁束密度の大きさを表す値となるので、人体へのRFの照射量と発熱の程度を直接的に表現しているため患者の発熱管理は容易になります。ただ、SARとB1+RMSの双方が併記されている場合は、検査を実施するにあったって有効な方を採用することでいいと考えます。


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