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ギャバロンポンプをつけている患者様を検査するのですが、特に気にせず検査しても良いのでしょうか?

Dr.はMRI可能とオーダーには書いてありますが調べてみると検査可能だが、注意が必要とかいてありました。

ご回答よろしくお願いいたします。
医療機器・器具

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ギャバロンポンプとは、バクフェロン(商品名ギャバロン髄注)という薬を脊髄の周囲に直接投与するための専用ポンプのことをいうようです。

2017/12/13の体内金属・医療機器器具に「バクフェロン髄注療法に使用するポンプ・カテーテルについて」の質問があります。この時は、シンクロメッドELポンプ(2010年9月8日発行の添付文書)で解説していましたが、2018年10月改訂のシンクロメッドⅡポンプの添付文書の内容を下記に示しますが、ほぼ同様です。

「MRIは可能だが、実施には危険性が伴う。検査終了後にポンプ機能は元に戻るが、正常に動作するかを確認する必要がある」というのがおおまかなところです。

ポンプのモータ停止後、自動復帰の遅れおよびイベントログへの記録の遅れが生じることがある。また、ボアの長軸方向に対してポンプが垂直の位置関係にある場合、ポンプの永久停止の恐れ(生命に係わる重篤な障害が生じる可能性)がある。

1)3.0T以下のトンネル型MRI装置で使用可能。2)MRI中は薬剤投与が中断されるので臨床的問題がないかを確認する。3)MRI前にポンプが、ボアの長軸方向に対して垂直になってことを確認する。4)MRI実施後にプログラマでポンプ設定条件に変更がないこと、および動作に異常がないことを確認する。5)MRI中に患者がポンプ付近に暖かさや刺激を感じた場合は、SARを低下させるなどスキャンパラメータを下げる。6)弾性の衣服や包帯などによってポンプが動くのを抑制する。7)他に体内に植込まれている危機が禁忌の場合は、MRIはできない。
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