本forumの対外金属の欄にも掲載していますように、ワンデュロ、デュロテップやフェントステープなど麻薬性鎮痛薬が該当します。このような経皮吸収型製剤は、製材側での放出制限または皮膚の透過速度が一定であることを利用して、1)長時間にわたって血中濃度を一定に保つ。2)肝臓での初回通貨効果を回避する。3)経口投与ができない患者に適用する。などを目的に全身への作用を促すために使用されます。
体温が上昇して薬剤の吸収が促進されると身体に悪影響を与えると考えられる貼付剤は、上記にあげた貼付剤に限らずMRI検査の実施により慎重であるべきです。私たちが最も重要視しているのは、このような貼付剤の情報を多くのMRI操作者に知っていただくことです。質問者が採用されている看護師による問診、技師による問診は十分に適正です。これ以上の対策を施すとすれば、問診者である看護師や技師が貼付剤を貼ったままにしてMRI検査をすると、なぜ危険なのかの理由を理解していると、より真剣に問診をしなくてはならないという認識が生まれるでしょうし、事前に被検者の背景を診療録などで調べておくと貼付剤の有無を予測できるかもしれません。