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他院で手術歴のある患者のMRI撮影に当たり、他院に体内金属について問い合わせたところ「クリップやプレートなどは過去20年にわたり、MRI撮影に支障のあるものは使用していないため、そうした問い合わせは控えていただきたい」と返答がありました。

こうした考え方は標準的なのでしょうか?
他院の要望とはいえ、事故が発生した場合、最終実行者である当院に過失が問われるのでしょうか?
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回答者の方が、クリップやプレートに関してのみ「1.5T装置」で「通常操作モード」でならMRI検査が可能という意味で言われているのかなど、MRI検査の体内金属のリスクを熟知したうえで返答されているかを確認しておいた方がいいです。

事故が起こった場合、一般的に実施施設の責任が問われますが、その時の安全対策として最善の対応をしていたかが争点になりますので、先方の返事を信じた実施者が悪いのか、根拠のない返事をした外部施設が悪いのかが論点になると考えます。

厳密には、発熱に関する許容時間などは器具によって変わってきますので、安易にMRI検査に支障がないとは言い切れませんので、決して適切な回答とは言えません。
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