MRI検査中に患者の体に明らかな異常

Question

こちら医療従事者様の質問サイトと思いますが私は一般の主婦です。昨日受けたMRI検査について詳しい方のご意見をいただけますとたすかります。
私45歳女性、腰痛のため整形外科を初受診ヘルニア検査をするため翌日6月28日午後のMRI予約。
検査当日、金具類が一切ない着衣で行きそのまま着替えずMRI入室し検査が始まる。体感的に5分過ぎたくらいから上半身(鎖骨より下)に嫌な違和感を感じ始める。同時に検査開始から目はずっと閉じていたが勝手に右目がぴくっと2回ほど開いてしまう。
右手指、左手指が数回ぴくっと勝手に動く。
胸元辺りの違和感ひどくなりチリチリ感？ジリジリ感？今まで感じたことのない感覚があり我慢するがどんどん強くなりボタンを押した所入れ墨がないか確認され、無い事伝えました。熱感を感じられる方がいると言われ納得し再び検査開始するがやはり熱感とは明らかに違う痛みに近い嫌な感覚です。
胸部に限っては左から右にチリチリ感？と圧迫感？が動いているのが分かり、耐え難いものでした。
言葉で言い表すのが難しい感覚です。無事検査は終わり技師の方には閉所恐怖症ですねと言われましたが私は閉所恐怖症ではありません。自宅に帰って色々調べましたが痛みを感じる方はいないようで何で私だけ？と不信感しかありません。あの耐え難い感覚に2度とMRIを受けたくないと思ってしまいます。通常、何も感じないはずのMRIどうして私だけこんなに嫌な感覚を感じてしまうのでしょうか？
私のような人もいるのでしょうか？

Answer 1

MRI装置には、水素からの信号を得るための静磁場と撮像場所を特定するための傾斜磁場というのがあります。その傾斜磁場がプラスとマイナスに高速反転することによって画像を作成するのですが、その時に電流が誘発されて神経に電気刺激がはしりピリピリと感じる方がおられます。質問者だけが特別ではありません。撮像条件や撮像方向によって感じ方は異なりますが、撮像中心部から20～25cm離れた場所で強く感じますので、質問者の場合、腰椎の矢状断撮像で感じられたとすると位置が一致します。その現象は撮像している時にしか発生しませんので、検査が終了すれば感じることはなくなります。また、その刺激が検査後の身体に影響を及ぼすことはありません。
原理的に発熱とは異なりますし、閉所恐怖症がその原因でもありません。
今後、MRI検査を受けられる機会があれば、以前にこのような現象を感じたこと、神経刺激に敏感なことを事前にお話しされるのがいいと思います。対処方法としてはいくつかありますが、最新の画像は得られないかもしれません。