当該ペースメーカの添付文書を見ないと正確なことは言えませんが、ペースメーカ上にローカル送受信コイルを置いての撮像が禁忌だとの記載があり、撮像法についてそれ以外の記載がない場合は、全身用コイルでRF照射を行い、受信専用のコイルを用いての撮像が可能と判断できます。
ただ、ペースメーカなど能動型心臓用デバイスのMRI検査は、磁気共鳴専門技術者もしくはそれに準じる方(年に1度磁気共鳴医学会などに参加して安全管理の教育を受けている者)が撮像することがガイドラインで決められています。上記以外にも撮像条件などに制限があると思いますので、それを遵守してMRI検査を実施してください。