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複数の製品品種をグループ化してMR安全性評価を効率的に実施できる施設はありますか?

(メディエ主催「第4回植込み型医療機器等のMR安全性にかかる対応について」での質問)
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 複数製品品種のグループ化による試験の効率化については、各試験に対して最悪となる代表的な検体を選択することである程度可能になります。例えばステント製品群であれば、変位力については平均の磁化率が最も高く、密度の最も低いもの、トルクについては変位力の条件に加えて長軸の方向の長さが長いもの、発熱については磁化率と導電率が高く、細長い形状のものといった感じで検体を選べば効率化が図れます。ただし夥しい種類がある医療機器について一概に述べることはできませんので、適切なコンサルティングを受けることが必要かと思われます。試験会社はもとよりPMDAの相談窓口もあります。

現在よく知られている主な試験委託先としては以下の機関があります。
(1)Magnetic Resonance Safety Testing Services (米)
MR安全性に関して数多くの出版をされたきたFrank G. Shellock博士が代表を務める米国の民間企業です。
URL: http://www.magneticresonancesafetytesting.com/
(2)MR:comp GmbH(独)
ドイツ中西部に本社のある民間企業で、学会での出展、Hands-on Seminarなどを積極的に行なっている。
URL: https://www.mrcomp.com/en/
(3)BioView株式会社(日)
日本国内でMRI安全性試験ならびにMR安全性に関するコンサルティングを実施できる民間企業です。
URL:http://www.bioview.co.jp/
(4)テュフズードジャパン株式会社(日)
MRI 安全試験をISO/IEC 17025 認定試験所であるテュフズードアメリカにて実施することができる。
URL:https://www.tuvsud.com/ja-jp
それぞれ特徴がありますし、他にも試験実施機関はあると思われますので、適宜検索をしていただけると良いと思います。

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