持続血糖測定器の金属針は非常に細いので、金属探知機や磁性体検知器が反応するかは微妙です。被検者全員に全身をくまなく金属検知器で探査するのもチェックのひとつですが、持続血糖測定器の場合は「血糖を測定する装置を身体に付けておられますか」の質問を全員の患者にした方が効率的に拾い上げられるように思います(本院ではそのようにしています)。
もちろん検査当日の担当者による最終チェックの際にも尋ねますが、特に検査依頼時の段階で装着を確認することが肝要です。というのは、この製品は使い捨ててで患者様は約2週間ごとに貼り替えておられ、ひとつ6000~7000円です。急を要するMRI検査なら仕方ありませんが、急ぐ必要がないのなら貼り替えるタイミングでMRI検査をするのが、患者さんのお財布にも優しいのではと考えます。