放射線科と循環器内科あるいは心臓血管外科の専門医がいることが、と施設基準の最初に記載されていますので、放射線科の専門医が検査時に在院している必要があります。しかし、常勤であるとの要件は2024年の1月になくなりました。
現在のところMRI検査が可能なペースメーカに「MRI safe」はありません。すべてが「MRI conditional」です。このconditionalに添った撮像条件をコントロールする必要があり、その業務を磁気共鳴専門技術者と放射線科医が担っています。
循環器内科のほとんどの先生が、少なくとも磁気共鳴専門技術者と同等以上のMRI検査の安全管理に関する技量を持っているとの検証ができれば施設基準が緩和されるかもしれません。